恋の病



そして僕はうなされるよ 理由知らぬ熱病
息は荒く手足痺れやがて化石となる
それはきっと誰にもある若き日の秘め事
熱き胸の奥底から蝕まれてゆくもの
 全身駆け抜けるウィルスに包まれ
 頭の機能まで冒されてゆく
  天にも昇るほど心は陽気
  辺りは白い闇 死ぬほど辛い
それを人は恋と呼ぶさ 不思議なる生き物
それを人は恋と呼ぶさ 悠かなる宇宙


それはまるで出会い頭 交通事故のよう
予測できぬ方向から突然巡り来る
 振り向いた矢先に あなたはやって来た
 言葉なくす僕に笑顔をよこす
  分かっていることは あなたに会えた
  嬉しいはずなのに あなたが怖い
それを人は恋と呼ぶさ 不思議なる生き物
それを人は恋と呼ぶさ 悠かなる宇宙


天にも昇るほど 心は陽気
辺りは白い闇 死ぬほど辛い

天にも昇るほど 心は陽気
辺りは白い闇 死ぬほど辛い