子犬のように悲しみの数だけしあわせになれると人は軽く言うけど 昨日の悲しみは明日への輝きと言えば美しいけど あの日の君を思い出すたび やさしさだけは返してくれる 毎日の暮らしはそんなに辛いものじゃない 他人が言うほど ただあの燃えるような愛を感じられないだけさ 何かが足りない 君住む町があんなに遠い まるで異国へ旅立つ船だ ああ口笛軽く笑えるほど まだぼくの心は自由でもない でも涙ひとつに怯えながら 街を彷徨うのさ 子犬のように 諦めの言葉を受け入れてしまうくらいなら ここへは来ない 振り出しに戻ればどんなにか楽だと思う でも戻れない たとえあの日の君を忘れて 思い出すのが辛くなっても ああ口笛軽く笑えるほど まだぼくの心は自由でもない でも涙ひとつに怯えながら 街を彷徨うのさ 子犬のように ああ口笛軽く笑えるほど まだぼくの心は自由でもない ああ涙ひとつに怯えながら 街を彷徨うのさ 子犬のように ああ口笛軽く笑えるほど まだぼくの心は自由でもない ああ涙ひとつに怯えながら 街を彷徨うのさ 子犬のように |