ミナミの夜は揺れて



赤い灯 青い灯 ミナミの夜は揺れて
いつしかこの辺りはあいつに出会った街
今夜の止まり木 昔馴染みのパイプライン
風の噂に聞けど あいつは行方知れず
  好きだと云ったよな 云わなかったよな
  不安なあの日がよみがえる
忘れたつもりのぬくもりに身を任せ
あいつの口癖さえ思い出そうとしてる


  あんなに憎んだあいつだったのに
  今夜の暮らしが気にかかる
赤い灯 青い灯 ミナミの夜は揺れて
やさしくなった街と想い出に乾杯