四月



渇いた喉を潤すために 一口の水をください
渇いた心潤すために 一口の愛をください
眠れない夜は遠く あいつの名を呼ぶ
お前のことを愛せるように ハードロックに耳を塞いだ
お前と街を歩けるように 新しいシャツを買った
くちづけの後に残る 苦さをかくしても
  あー、四月は戻る季節の寒さが痛い
  あー、四月は過去を清算するはずの季節


あいつはとても嘘つきだった その場しのぎの言い訳
あいつはとても臆病だった やりきれないほどやさしくて
抱きしめたときにわかる 離れゆく心
イカレた奴が踊り狂った 同じステージで歌うなら
スローな愛の 愛のバラード 中途半端ではいけない
燃え残る淡い夢に 別離を告げるなら
  あー、四月は戻る季節の寒さが痛い
  あー、四月は過去を清算するはずの季節


  あー、四月は戻る季節の寒さが痛い
  あー、四月はまた繰り返す旅が始まる

渇いた喉を潤すために 一口の愛をください